土星蜥蜴の「筆のすさび」

日々雑感。 アニメ文化に関する気ままな評論・感想を書き連ねます。

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『コードギアス 反逆のルルーシュ』#08「黒の騎士団」の感想。

「これさぁ、カッコイイとは思うんだけど、俺たちレジスタンスだし…。」
「違う!私たちはレジスタンスではない。」
「じゃぁ、なんだよ?」
「私たちが目指すもの、それは、正義の味方だ!」
『コードギアス 反逆のルルーシュ』#08「黒の騎士団」より

以下、ネタバレが多分に含まれますので、ご了承の上でお進みください。


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 黒の騎士団の制服ってカッコイイかな?wそれはさておき、正義だなんて面倒な概念が出てきちゃうんですよね(^_^;)アニメの歴史の中では古くから受け継いできたテーマでもあるみたいですけど。。なかなか難しい。。

■ゼロの正義

 最近のアニメで言えば、『鉄のラインバレル』で「正義の味方」っていうのを主要なテーマとして扱ってたくらいかな?昔は『機動戦艦ナデシコ』で「それぞれの正義」なんて概念の転換を象徴的に表現していたけど。。あんまり「正義の味方」って流行らないですよねw
 ゼロの言う「正義の味方」ってのは「弱者の味方」って感じ?いわゆる「強きを挫き弱きを助く」ってやつ。確かに「我々黒の騎士団は武器を持たないすべての者の味方である!イレブンだろうと、ブリタニア人だろうと…。」なんて言ってますから、あらゆる力を肯定するブリタニアに対抗すべくあらゆる力を否定しようとするんでしょうね。最後には自らの権力を自殺することによって一気に消滅させちゃいますし。そこらへんは終始一貫しているように思います。ここで言う「弱者」ってのは当然ながらナナリーを意識させようとしているんだろうなぁ。前の話でも強さを肯定するブリタニアという政治体系の中で常に弱者となりうるナナリーが安心して過ごせるよう、そのためにブリタニアを破壊する旨の内容がありました。言ってしまえば、ゼロは「ナナリーの味方」ってことなんですかね。。
 でも、「世界は我々黒の騎士団が裁く!!」ってのはいただけない。そこらへんもゼロ劇場の演出になるんでしょうけど、自分たちが正義であるということを強調するような文言ですよね。ゼロは自らをレジスタンスではなく「正義の味方」である、そして自らの行為をテロではなく「戦争」であると位置付けています。すべての価値判断は黒の騎士団が定めるってのは、如何にも独裁が過ぎる…。意味合いとしては弱者を虐げているブリタニアを裁くことを表したと読み取れますが、弱者と強者は時により場により相手によりコロコロと変わってしまいますし、裁いた相手はその瞬間から弱者へと転落するわけで論理的には煮詰まらない。

■ゼロの話術

 まぁ、そこらへんの問題もゼロの演出として受け止めるべきなんでしょうか。目的のためには手段を選ばないゼロですから、「ナナリーが安心して暮らせる世界を作る」ためには上辺だけの言葉を使おうと問題ないと考えてるの?扇たちには「あぁ、私たちは仲間だ。」なんて言ってるけど、猫が逃げたときは彼らをテロリスト扱いしてひどかったし、日本解放戦線に対しても「仮面をはずせ」と言われて「わかった」と言いながら話を切り返して結局は脱がないし。嘘も方便とは言え、ゼロの話術は巧みながら信義に欠けるものですよね。たしか、扇たちにも電車の中で「素顔を見せろ」って言われて肯いておきながら、いまだに素顔を晒していないし。相手の心理を巧みに操りながら、自分の目的のために貪欲に行動を起こしている感じです。今回は上手いことゼロもやりましたよねww

■ブリタニア人とイレブン

 最初のほうでミレイ会長たちが電車に乗って河口湖に向かっているシーンがありました。問題はその直前。その列車が通過している高架下でイレブンが生活している様子が描写されています。なんだか、その演出がイレブンとブリタニアの関係性を暗に示しているように思えましたよね。電車では豪華な感じの客車でブリタニア人がゆったりと話をしていて、かたや高架下ではイレブンが騒音に囲まれながらひもじい生活を送っているっていう対比がよく出ていた。今回はイレブン恐怖症のニーナが最大限に活用されていましたし、この対比もひとつ強調されていたようです。今回の話の狙いだったのかな??
 そのニーナも最初は嫌なキャラクターだなぁって常々思っていましたけど、最後にはあれだけ成長した姿を見ることができるわけですから、よくよくキャラクターを作品で消化できたものだと感動しました。



 もしかして、ロイド博士の本気の声って最初で最後になるのかな?「よせ、クルルギ准尉!」だってさwww大爆笑しちゃったww「皮肉だねぇ、テロリストがナイトを名乗るなんて…」とか、いつも状況を冷静に見ながら高みの見物&シニカルなトークってのが彼の立ち位置ですけど、今回は彼らしからぬ発言だった。真面目な声でしたもんねwwしかも、本気でスザクの身を案じていた感じ。決してランスロットという機体を失うことを心配していたわけではない…と思うwいっつもスザクをパーツとして考えている設定ですから、たまにこういうセリフを聞くとはっとさせられます。。
 次回はリフレインの話。虐げられたイレブンが救いを求めた果てに行き着いたドラッグの話です。今回ではブリタニア人との対比から描かれましたから、話ごとのつながりが感じられていいですよね☆さて、毎日更新という目標をとりあえず一週間果たした!!続くかなぁ。。。

テーマ:コードギアス 反逆のルルーシュ - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2009/09/06(日) 23:44:13|
  2. コードギアス 反逆のルルーシュ
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