土星蜥蜴の「筆のすさび」

日々雑感。 アニメ文化に関する気ままな評論・感想を書き連ねます。

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『宙のまにまに』全12話の感想。

「それはそうと、オリオン座って美青年だと思う?」
「それとも、もっさり狩人おじさん?」
「やっぱり美青年でいて欲しくない?こんなカッコだし…。」
「何を言うの?ここは敢えてオヤジでしょ??」
「ヒゲ!?ヒゲ萌え!!?」
「解ってない!!!」
『宙のまにまに』#11「それは白い雪のように」より

以下、ネタバレが多分に含まれますので、ご了承の上でお進みください。


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 「それはまた別の話(DVD映像特典)」だなんて、あまりにも露骨過ぎる!!wDVDでのみ見られる映像があることをTV版でほのめかすとは、何たる資金回収の方法なんだろう…。いや、ひとつの方法としてはいいんだろうけど、あんまりにも商魂猛々しいというか、それだったらOVAで良かったんじゃないかとか思ったり。。むしろ、OVAで丁寧にやって欲しかったような(^_^;)いわゆる、「D版では湯気がお休みします」ってやつですね。。。寸評を言えば、オリジナリティーもないし、中途半端な部活モノ。ラブコメも乗り切れず、フラグは立てっぱなし。単に星空の絵がキレイだっただけって感じ?
 いつもの通り、原作は知りませ~んwアニメ作品としての感想ですので、あしからず。今シーズンはずいぶんと新作を見たもので…。なかなか普段は見ない原作モノを見てしまいました。基本的にはオリジナルが本分なので、こういうのはあんまり見ないんだな。結果、良作が見当たらず残念。。次期放映のDTBに期待をかけるのみです!!

■オリジナリティーのなさ

 初見では『彼氏彼女の事情』に『けいおん!』を掛け合わせたような、そんな手軽なラブコメ感を読み取っていました。しかし、なんというオリジナリティーのなさなんだろう…。美星の「イヌ顔」なんてのはカレカノでもよく使われた表情だけど、こういうのをそのまま多用するのって微妙な感じが…。いや、たまぁに使ってカレカノをパロってますよぉってならまだしも、普通に使っちゃったらどうしようもないんじゃないのかな。。そういえば、「イヌ顔」って初出はどこになるんだろう…。短絡的にはカレカノしか思いつかないけど、他にもありそうな気もする。。
 他にも、最終話で朔が「同じ星、同じ空の下、たくさんのリレーが、つながりますように。」って言ってたけど、これも谷川俊太郎の『朝のリレー』って詩を想起させるような感じ。パクリとは言い難いけど、言葉は違えど発想は同じじゃないのかな?朔が言いたかったのは美星なんかと同様と考えれば、「学年を超えて学校の枠組みを超えて、星空を見上げることで受け止める感動を多くの人と共有できますように」っていうことなのかな?『朝のリレー』は世界視点での時差のズレを題材に、正にリレーされる朝をいったものだけど、う~ん、似てない?ww
 作品の内容も新見に乏しいんだよねぇ。ラブコメっていうんなら『とらドラ!』が最近では目新しいものとして存在感があったけど、それに比べて平坦というか味気ないラブコメだった。コメディーの部分から言っても楽屋オチというか天文ネタが多くって物珍しさだけが際立ったし、そんな中でオリジナリティーのなさが異様に目立っちゃった。。

■天文部という舞台

 天文部って動きがないですよねぇwwどうやったところで、華やかさに欠ける。。確かに星空を精密に描いた点では見栄えがしたけど、それだけのような気が…。青春群像を描くにしても、部員は少ないし、人間同士の絡みもほとんどないっていうか恋愛に限られてくるし、美星の父親っていう存在も苦し紛れな設定に思えなくもない。どうにも天文部っていうもの珍しさだけが先行しちゃって、それ以外の部分で天文部という舞台の必然性がなかったように思うなぁ。

■立てっぱなしのフラグ

 っていうか、会長と朔との関係はどうなるの?wwいや、原作がまだ途中なんだろうけど、ここまで中途半端な終わり方ってないでしょ。。せめて、フラグを折るなりして結着をつけて欲しかったところ。美星や姫との関係もなんだかうやむやな感じで終わったし、結局「ラブコメ」の「ラブ」の部分ももやもやしたまま終わっちゃった。っていうか、事あるごとに突如始まる朔の憂鬱はなんだろう。。美星に対する思いを整理しきれていないようだけど、毎回ながら脈絡もないし、結着がついていないだけに、ただ単にウダウダ考えているだけのような印象しか残らなかった。ラブコメとして乗り切れず。
 それに、どうも音楽で盛り上げてみてはいるけど、セリフや映像の演出だけを抜き取って見てみると盛り上がってないように思うwwなんていうか、コメディーの部分は適当な感じで天文ネタを展開しているけど、ラブの部分では中途半端だから盛り上がりに欠けるんだよねぇ。その分、音楽で強引にでも雰囲気を作って話を持っていった感じ。

■原作をアニメ化する必要性

 原作をアニメ化するメリットっていうか意義ってどこにあるんだろう。今回に限って言えば、中途半端にしか描けていなくってアニメ作品としては失敗だったように思う。いや、興行としてはDVDがどうなるか不明だからわかんないけどwやっぱり、アニメはアニメらしくやるとして、原作からはある程度離れてもいいから結末をしっかりと作るっていうのも大事なんじゃないのかなぁ。。やるんだったら、もっと別な方法があったように思うなぁ。。タイアップとかメディアミックスとかの面から、商業的には意味はあるんだろうけど。。もしくは、原作があったほうがアニメを最初からオリジナルで作るよりも簡単だっていうのかな?オリジナルアニメ派としては、こういう中途半端な原作モノって作る意味からしてよくわからん。。
 やっぱり、大衆は「原作通り」かどうかっていうところで議論したいんだろうし、「この部分は原作だと…」って知り合いと話の種にするとか、中途半端な部分についても「原作ではこの後…」っていうのを言って安易な会話を楽しんだり、まぁ、そんなところなのかなぁ。。。どちらにしろ、これじゃあアニメとして単に話題を提供するだけの意味しか見出せないんじゃないのかな?『シャングリ・ラ』とか『化物語』とか『青い花』とか『CANNAN』とか、今シーズンは原作モノが多かったけど、原作を生かしきれた作品ってあったんだろうか…。原作を読まない身としては判断がつかないけど、どれもアニメ作品としての中途半端さは払拭できていないように思う。どうしてもアニメ作品内だけで完結しない部分が目に付いちゃうからダメなんだろうか(^_^;)



 星座萌えはとうとう最後まで理解することができませんでしたwwwそもそも、あんまり萌えに対して興味がないからどうしようもないんだけどね(^_^;)昔、望遠鏡で月を見たことを思い出したなぁ。。クレーターとかくっきり見えて、月の明かりが超まぶしいんですよ☆空に浮かんでる月の姿は氷輪っていう表現があるだけあって冷たい感じがしますけど、望遠鏡で見るとメラメラ燃えてる感じ。あれは確かに感動だったし、天文部っていうのもいいかなぁってのは思った。ずいぶん酷評しましたけど、気軽に適当に楽しく見てました☆ちなみに、自分は獅子座ですw

テーマ:宙のまにまに - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2009/09/23(水) 03:02:51|
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(アニメ感想) 宙のまにまに 第12話(最終回) 「星空ループ」

宙のまにまに Vol.3 (初回限定版) [DVD]クチコミを見る 冬合宿3日目。天気に恵まれずなかなか星を見れずにいた天文部一同は、今夜の星に望みをかけていた。そして、いよいよ夜は更け、朔たちは満天の星空を見上げる・・・。 ↑ポチって押して頂けると励みになります。
  1. 2009/09/24(木) 06:30:32 |
  2. ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人

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