土星蜥蜴の「筆のすさび」

日々雑感。 アニメ文化に関する気ままな評論・感想を書き連ねます。

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2009-秋-新作アニメ序盤の寸評

 さてさて、新しく始まったアニメも早いものでは4話を終えました。そこで、序盤戦の状況を簡単にまとめながら寸評を書きたいと思います。う~ん、総評としては不作…って感じ?ギャグアニメや萌えアニメは勢い盛んなんですが、骨のあるアニメが見当たらない…。末法の世の到来か?はたまた、次期に向けて息を潜めてせっせと作業を進めているんだろうか。。風潮としては女性層をターゲットにした作品が増える中、相変わらずライトな作品が目立ちます。商業アニメってそもそもライトになるものなのか…、否、否、否、否っ、断じて否っ!!ライト方向に流れる傾向があるのは確かだろうけど、ライトな面して、したたかに強烈な内容を滑り込ませている作品だってあるさ。。

■真・恋姫†無双(#02まで視聴)
■君に届け(#02まで視聴)
■Darker than BLACK 黒の契約者 流星の双子
■にゃんこい!
■けんぷファー
■空中ブランコ
■生徒会の一存
■とある科学の超電磁砲
■テガミバチ
■聖剣の刀鍛冶
■夏のあらし!春夏冬中

 現在、視聴をしているのはこんな感じ。今さらながら、獣の奏者エリンとアスラクラインは継続して見ていればよかったと思う。が、後でまとめて見よう。。新作を11本も見ているとは…、こんなのより歴代のまだ見ぬ旧作を見たほうが良いような気もするけど。。。時節を知る意味でも見続けます。

以下、ネタバレが多分に含まれますので、ご了承の上でお進みください。


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■真・恋姫†無双(#02まで視聴)

 ん?書くことはないよ??まぁ、こんな作品もあって、いいんじゃない??wただのネタでしょ。

■君に届け(#02まで視聴)

 ん?なにこのモノローグだらけのアニメ…。客体の存在しない人間関係を描写するってのもシニカルだなぁwおおよそ互いに勘違いで人間関係が構築されるっていうのは、どうにも主人公や視聴者の主観優位な構造を導きやすいようで好きになれない。なんだか、主人公の認識と周囲の人間の空気とのズレが甚だしくって、彼女がイタイ子にしか見えない…。それが狙いなんだろうけどwあんたはあんたの受け止め方、私は私の受け止め方、っていう相互に有機的な関係性を無視した人間関係が成り立っているように思う。ヤバくない?wこれから何かしら関係性に変化が出るんだろうか。。初期の設定を否定できるのかどうか…。

■Darker than BLACK 黒の契約者 流星の双子

 これは毎週の感想をご覧あれ。見事に期待を盗んでいきましたw前作とは路線を変更したようで、雰囲気からして別作品のように思える。敢えて同じタイトルや設定やキャラクターを使ってやらなくっても良かったように感じる。単に資金回収が目的なんだろうか…。これからの展開で羊頭狗肉にならないことを祈る。

■にゃんこい!

 実は、今期で一番の仕上がりなのかもしれない。特に#03のテンポの良さは半端なかった。視聴者へのサービス的な要素やメタな要素を取り込みながら、ギャグアニメとしてはずいぶん質のいい作品なのかもしれない。少佐が猫の声をやっているおかしさから毎週欠かさず見ていたが、ちょっと内容的にも好ましい作品だと思い始めている。加えて、BGMの「猫ふんじゃった」のバリエーションも好き。

■けんぷファー

 基本的な説明はほとんどされないままのドタバタ展開。もはや、料理の説明なんかいいから食え!って言わんばかりの勢い。ついにキャラクターだけでは飽き足らず、物語のストーリーさえも記号化しはじめた感がある。娯楽に細かいことなんて必要ない!今そこで感じている、なんとなぁくの楽しさだけが大事なんだ!!っていう感じ。まぁ、「この○○声め!」みたいに中身の人の名前を出しながら突っ込みを入れるっていうのは斬新だった。けど、このギャグって確実にアニメを普段からヘビーに享受している人にしか通用しないでしょ。一歩先を行っているのか、崩壊のさきがけとなっているのか…。

■空中ブランコ

 実写とアニメを融合させた奇妙な作風は好きになれない。わざわざアニメでやる必要を感じない。フジテレビのノイタミナ枠のプロデューサーの迷走なんだろうか…。『東のエデン』以来、どうも微妙に生ぬるい社会的な内容が目立つし、アニメらしさを感じない部分が目立つ。特に#02でのオチの付け方は気に食わなかった。上辺だけの解決にしかなってないじゃないか!自己啓発セミナーのごとく、と言えばいいのか、基本的に病んでる。。まぁ、テーマ的には一定の視聴者は付くんだろうけど、それはアニメらしくないからこその視聴者じゃないのかな?たぶん20代~40代程度の女性層を狙っているような感じはするけど、それはアニメを見てきていない、アニメってオタクの文化じゃん?って思ってるような人に対して目新しくアニメらしくないアニメを提示しているだけに過ぎないように見える。作品として低レベルなので、一過性にしかなりえない。『東のエデン』はまだしも、『東京マグニチュード』にしろ本作にしろ、単なる迷走じゃね?

■生徒会の一存

 う~ん、個人的には非常にシニカルな作品として評価できる点は多いと思う。っていうか、完全に最近の安易な視聴者をバカにしてるでしょ?wお前らこんな内容やキャラを出せば楽しく思うんだろ?みたいな、挑戦的で皮肉めいた内容を読み取れる。ずいぶんとメタレベルの高い作品。巷ではパクリなのかパロディーなのか、というバカらしい議論が展開されることが多いようだけど、本質はそんなところにはないと思う。この作品を見てあーだこーだしているやり取りこそ茶番だし、それがこの作品の狙いだったりするのかもしれない。初回の生徒会アニメ化緊急会議での「涼宮…」と書きながら「書いとけば、みんな見てくれるよ」は衝撃的だったwきっと、スタッフの方々は「お小遣いアップ」を目指しているんだろう。。とにかく、すんげーシニカルw

■とある科学の超電磁砲

 なんだか安定感があるw禁書目録は見ていなかったのだが、世界観が既に構築されているせいか、些細な出来事を物語として語るだけの素地が出来上がっていて順調な滑り出しを見せた。かと言って、何か残るものがあるわけではないけど…w

■テガミバチ

 #02の最後でゴーシュがラグを抱きしめる場面は思わず笑ってしまったwだって、ラグが「友達?」って聞いている中で、あの声で顔を映さずに「あぁ、ロダもな…」みたいにいいセリフを言うんだよ?絶対に心のうちでは「さんざん使い倒して、ボロ雑巾のように捨ててやる」って言ってるに違いない!!wと、ルルーシュつながりで勝手に笑ってました。。。はぁ。内容はどうだろ?ハイ・ファンタジーだとかいう触れ込みだけど、それほどファンタジーっていうようには感じない。いや、物語世界の仕組みはそうなんだろうけど、今のところ中身の分厚さを感じないし、世界が狭いように感じる。ちょっと初回を見て期待してはいたんだけど、少し停滞している感は否めません。後半になれば面白くなってきそうにも思うけど。。

■聖剣の刀鍛冶

 #04になって、ようやくセシリーのキャラが昇華された感じ。最初はプライド先行のいけ好かないキャラだったけど、その純粋さがアリアに受けたようで良かった。けど、基本的には何だかよく解らない女子高生がファンタジーの世界であっちゃこっちゃ動いているだけのようで、いわばライトファンタジー?みたいな。ファンタジーで主人公を萌え萌えにしちゃダメでしょw

■夏のあらし!春夏冬中

 これも羊頭狗肉的?前回シーズンの舞台設定をそのまま流用して、流行に乗ったライトテイストに仕上げた感じ。微妙にギャグもつまらないし、あざとい感じだけが浮かび上がっちゃってどうしようもない。潤の煮え切らない乙女心にスポットを当てているようだけど、ここまで引っ張る必要性を感じない。どうしちゃったんだろw



 と、まぁ、こんな感じです。なんだろう。。アニメが旧作アニメを下敷きにして作られるっていうのは、アニメ界の中で有機的な関係性が構築されているっていうことだから歓迎されることなんだろうけど、もう少しうまく使ってもいいんじゃない?昔は映画作品を下敷きにしてアニメが作られることが多かったけど、それがアニメ自身の中で循環して作品が作られるようになったっていうのは進歩だと思います。もっと正々堂々とその強みを生かした作品を作って欲しいなぁ。。もうすぐ化物語の続きがネットで配信されるようなので、そちらも期待です。。

テーマ:見たアニメの感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2009/10/27(火) 00:10:00|
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