土星蜥蜴の「筆のすさび」

日々雑感。 アニメ文化に関する気ままな評論・感想を書き連ねます。

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『DARKER THAN BLACK -流星の双子-』#06「香りは甘く、心は苦く…」の感想。

「あれぇ、あれ、契約者!?」
「見ちゃダメ!知らん振りして通り過ぎないと、おへそ取られるよ!」
「ねぇ、契約者上に乗ってる?」
「しぃ!気付かない振りしないと、つむじ取られるよ!」
『DARKER THAN BLACK -流星の双子-』#06「香りは甘く、心は苦く…」より

以下、ネタバレが多分に含まれますので、ご了承の上でお進みください。


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 Cパートがめちゃくちゃ良かった!!!ようやくDTBらしい表現に出会えた感じですwその代わり、他のパートは相変わらず、ぜんぜん笑えないし泣けもしない…。。この温度差はなんだろう…?ようやく物語の装置が動きはじめて本気を出すのかと思いきや、なんだか生ぬるい感じの残る展開です。銀が伊奘冉で紫苑が伊奘諾だって!?蘇芳の心象と言い、黒と銀と蘇芳の三角関係と言い、組織の関係性と言い、オチには期待ができそうな流れになってきました。それにしても、あの噴水はキレイだったなぁ☆

■Cパート解題

 いやぁ、あの電信柱を蹴る蘇芳っていうのが秀逸だった!黒たちのセーフハウスで蘇芳は「あいつ…、名前で呼んだ。」って少し喜んでたし、前回は雑草の手料理まで振舞うことに。。なんだかんだ、屈折しながらも黒のことが気になってきているっていう伏線は微妙に張られていました。憎さ余ってとは言うけれど、まぁ、この手の恋愛の筋立てとしてはベタな感じではあるのかな?
 結局、蘇芳は銀を撃とうとしたところを黒に制止され、それに大きな疑問を持ったわけです。契約者ならば合理的に契約を履行することが最善であるはずなのに、なぜか黒は制止した。そこには黒の銀に対する特別な感情を蘇芳が感じ取ったんだろうし、膨らみかけた恋の感覚に拍車をかけることにもなった。ノリオの件で「恋愛」ってなんだろうと蘇芳が自問しているのも、まぁ具合のいい伏線だったと思います。そんな黒に対する複雑な心情が余ったのか、ついに銀に嫉妬したのだろうかw黒は契約者としての能力を持っていないわけで銀は見えなかったんだから、蘇芳は一人でやきもちをやいて銀のいた電信柱を蹴ったということでしょう。だけど、銀が黒の腕に寄り添っていたのが気になる…。それはDVDでってこと???
 ただし、黒の銀に対する感情っていうのは前回シーズンでのアンバーに対するものと同じ臭いがしてしょうがない。アンバーに対しても最初は「俺が殺す」みたいなことを言っていたのに、結局はアンバーの深い思いやりに気付いて殺さなかった。これと同じ関係性や仕組みを今回もやろうとしているなら、それは微妙だなぁ。。せめて、蘇芳の心情をもっと大きく取り扱って、契約者として無感情ながら恋とはどんな感情なのかっていうのを考えさせるっていう展開が見たい!今回の電信柱蹴りは、そんな揺れ動く少女の恋心っていうのが上手く表現できていて良かったと思う。

■相変わらずの微妙なギャグ

 かたや、ギャグ要素は微妙w契約者を敬遠する親子って、、なんだったんだろうwwもはやギャグだの恋愛だの百合だのツンデレだの、様々な要素をてんこ盛りに盛り込むっていう方法は最近のアニメ作りの定番になりつつあると思うけど、DTBはやらなくっていいでしょ!Cパートの如き表現性の高い内容をやって欲しいなぁ。前回シーズンでは見られたんだから、敢えて大衆に迎合する必要もないと思うんだけど…。
 特にモモンガの膝を組む姿とか、テレビを寝っころがりながら見る場面とか、緑茶に砂糖を入れる場面とか、いかにもギャグですって感じがしてしょうがない。。今回は特にCパートが良かっただけに、全体の雰囲気に水を差すようにしか思えなくって好きじゃないなぁ。。

■繰り返される「契約者は人殺しても平気なのか!」

 ちなみに、ノリオママだって蘇芳に危害を加えていたわけで、事によっては殺す結果になる可能性だってあったはず。そんな状況でノリオがこんなセリフを言うっていうのは少しズレてるようにも思える。とにかく、そんなズレなんかどうでもよくって、このセリフを繰り返して蘇芳に提示させたかったんだろうなぁ。要は、本当に殺しても感情がないのか?ってこと。
 何度も言うけれども、契約者=合理的に物事を考えるっていう論理は破綻している。そもそも合理性っていうのが状況によって流動的に変わる「主体性」を必要とする判断なだけに、あたかも無感情に客観的な判断を下すというようなニュアンスで使っている点が曖昧に感じる。要は単に無感情であるって言いたいようにしか思えないwさらには、無感情であるという設定を前提としておきながら、感情は芽生えるんだっていう展開に持っていこうとするから、なんだかシャドーボクシングをしているというか、仮想敵を作っているというか、自作自演のオチありきの構造に見えてしまう。
 そこで「契約者は人殺しても平気なのか!」とノリオから返し矢の如く問い詰められてしまうのは、実際は殺していない蘇芳にとって追い詰められたはず。だけど、鶴を撃っても泣いてたからねww契約者は人を殺しても平気であるっていう前提を自ら作品の中で示しておきながら、それを覆すようなことを同じく自らが提示するっていうのが納得できない。
 今回の描写で蘇芳の目が赤く光っていたから、やっぱり契約者にはなったんだろうか。どうしてもペンダントの力で契約者的な能力を発動できているだけっていう考えが脳裏をよぎって仕方ない。契約者であって契約者でないっていう展開は前回の黒でやったことだしね。 結局、作品の本質的な部分は前回シーズンでやったことの刷り直しで、加えて微妙なギャグを連発しているとなると、今回のシーズンの目的がわからなくなっちゃうなぁ。。。



 やっぱり未咲は無能じゃなかったw先週のトラックはデコイだったんですね。よっぽど解りやすいというか、バレバレでベタベタな戦略だったけど、黒は引っかかっちゃうんだwwそれに、まさか銀が黒の「曰付きの女」になっているとは…。この先がどうなるのか、そろそろ気になってきましたwというか、来週は蘇芳がコスプレをして黒の気を引こうという作戦を取るようで、健気さの際立つ展開になる予感w果たして、黒はブレザー派なのかセーラー服派なのか…、ブレザーを選んだ蘇芳の結末や如何に!!ww

テーマ:DARKER THAN BLACK 流星の双子 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2009/11/13(金) 04:36:49|
  2. DARKER THAN BLACK-流星の双子-
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