土星蜥蜴の「筆のすさび」

日々雑感。 アニメ文化に関する気ままな評論・感想を書き連ねます。

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『コードギアス 反逆のルルーシュ』#21「学園祭宣言!」の感想。

「さすがねぇ、時間通りいけそうじゃない。」
「最近、人を使うことを覚えましたから。しかし、みんな能天気ですね。ついこの間、中華連邦が攻めてきたばかりだというのに。」
「だからじゃない。祭りは必要よ?どんな人にも、どんな時でも。あんた、まだまだねぇ~。」
『コードギアス 反逆のルルーシュ』#21「学園祭宣言!」より

以下、ネタバレが多分に含まれますので、ご了承の上でお進みください。


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 久しぶりのギアスです。感想を書く対象を増やしたら作品ごとの更新の頻度は落ちるんですね。。気付きませんでした。。。まぁ、ゆっくり進めます。今回はユーフェミアの正体がバレてから、ユフィに迫るレポーターの声が気になりました。どこかで聞いたような…、しかしエンドクレジットに名前は見えず…。あれって何それに代わってお仕置きしちゃう人と同じ声の人だよね??

■緊張感のもとで展開されるコメディー

 祭りっていうのは非日常の空間であって、いわゆる「ハレ」の観念で語られる類のものです。そこでは日常とは違った雰囲気で楽しく騒いだりハメを外したり、要は「打ち上げ」とか「忘年会」とかにも通じるような非日常による日常への回帰を促す空間として作用しているとも考えられる?もしくは、「祭り」では日常の社会的なルールが無視されることもしばしば。極端なことを言えば、お祭りで人が死んでも事件ではなく事故になるんだろうし、宴会でも「無礼講」っていう日常らしからぬルールが発生するケースもあります。とにかく、日頃の憂さ晴らしと言ってもいいんだろうけど、日常の生活空間とは違った非日常の空間をお祭りで体感することによって、日常の生活を見つめなおして心機一転を図るっていうところでしょうか。お祭りの作用とは、それまでの日常で体験してきたことを時間的に「区切る」「仕切りなおす」役割と、非日常の側から日常の生活を「見つめ直す」「客観視する」役割があるものと思います。
 そんなことはさておき、アッシュフォード学園では黒の騎士団によるブリタニアとの戦争を日常に置いて、学園祭を非日常として描きます。いや、逆なのかな?戦いが非日常であって、学園生活が日常?う~ん、ころころと替わるんだろうなぁw今回は学園祭が非日常の側だったのかな?
 どっちがどっちでもいいんだけど、このアッシュフォード学園という舞台装置の優れているところはゼロとルルーシュを共存させているところにあります。あるいは、カレン・シュタットフェルトと紅月カレン、軍人ヴィレッタと扇ラブなヴィレッタ、記憶のあるシャーリーと記憶のないシャーリー。なぜかスザクはどこにいってもスザクなんだよねwwこういった2つの顔を持っている人物が同一の空間で両方の顔を除かせる場面があるから面白い。

「いま、オレは学園祭とクーデターの仕切りで…」

 って、どんな状況だよ!って突っ込みたくなるのも、この舞台装置のなせる技って感じです。基本的にはみんな裏の顔を見せたくないから、微妙な緊張感が生まれる。誰しも表の顔としてのセリフを吐くんだけど、そこに裏の顔とのすれ違いみたいなものも起こって、独特の緊張感が生まれるって寸法でしょうか。そんな緊張の糸の上を渡るようなやり取りには、どことなく面白みが生まれる感じ。っていうか、ランスロット仮面がちらほらと出てくるのも、自らの作品の中でランスロットをパロディーにしちゃった感じです。本当ならこの作品での戦闘を象徴するような機体にも関わらず、それを学園祭の出し物にしちゃうところが面白いw

■ヒロインは誰なのか

「扇さん、以前の私、今よりも幸せだったのでしょうか。だから…、さっきの言葉の続き、聞かせてもらえませんか?」
「えっ」
「この人はオレの…、なんですか?」
「そ、それは…」
「私、イレブンになってもいいです。」

 ヴィレッタのタレ目が嫌だ!wあのヴィレッタがどうしてそんな目をすると思うんだよ!!いじらしい演出です。ドタバタの後に「こんなドキドキ久しぶり」みたいなセリフを言うのも、昔の軍人時代の名残を感じさせて微妙な緊張感を持たせていました。それなのに、それなのに、タレ目。。。
 一方、カレンはお化け屋敷で顔まで真っ赤に塗ってるし、シャーリーはいつの間にか昔のルルーシュとの接し方に戻りながらゼロとルルーシュの関係を問い質そうとルルーシュを追いかけるし、いったいヒロインは誰なんでしょう。結局、ハッピーな終わり方を迎えたのはヴィレッタだけ?なんだか納得がいかない…w結局、全体を通してのヒロインはやっぱりナナリーなのかなぁ。。あるいはカレンなのか。。。ヒロイン枠争奪戦はR2の最後までずっと続くんですね。個人的にはヒロインに成りきれないところのカレンが好きです。

■ユーフェミアの善意から生まれる悪意

「ねぇ、お兄様、ユフィ姉さま、スザクさんと上手くいったんですって。お似合いですよね、お二人なら…。」

「私、ユーフェミア・リ・ブリタニアは、富士山周辺に行政特区日本を設立することを宣言致します。」

「そうやって君は何もかも、手に入れる気か…。俺達の居場所すらまとめて。ならば、君は何も見えていない、聞こえていない。オレは顔を隠したテロリストで、そして君は…。」
「ルルーシュ、また昔みたいに…。」
「違うんだ、もう昔とは。ユーフェミア!!」

「行政特区日本、協力すれば武力を取り上げられ、反対すれば民衆を敵に回す。黒の騎士団はここで潰える。ユーフェミア、無邪気に善意を振りかざす第三皇女、オレとナナリーにとって、お前の存在はもはや罪だ。」

 なぜシュナイゼルは行政特区日本の構想を認めたのかって言えば、それは黒の騎士団の壊滅を目論んでいたってことなんでしょう。ルルーシュが次回予告のナレーションで言っているように、黒の騎士団はどちらを選択しても無力化に近い状況になるわけだから、これはシュナイゼルの戦略が見事にはまった感じです。コーネリアが激怒していたのはクロヴィスのことがあるから?行政特区日本にゼロを迎え入れるっていうことはクロヴィスの件は流す方向性にあるんだろうから、そこに怒ったんでしょうか。その点、シュナイゼルの冷徹さが際立って感じられます。そんな中、無知なアイドル的存在のユーフェミアに宣言させるあたりが嫌らしいw彼女としては本気で日本の再興を考えていて、スザクとルルーシュが仲良く生きることのできる空間を作ろうと必死になっているんでしょう。私には何もできないと嘆いていた今までの経過も考えれば、なおさらです。しかし、ルルーシュの言うように、それは夢物語でしかない。結局、ユーフェミアはその善意をシュナイゼルに悪用されてしまったという恰好になるのかな?
 それを宣言する前に「よかった」とつぶやいてブースの中にいるルルーシュとナナリーを見下ろすんだけど、そのときのユフィとルルーシュの気持ちのすれ違いが超良かった!ユフィは自分の善意によって彼らに最上の場を提供できると思っている反面、実はそれはルルーシュにとって最悪のシナリオになっていたって感じ。ルルーシュとしてはスザクをナナリーの騎士にと考えていたんだろうけどそれをユフィは奪い、さらには黒の騎士団というルルーシュの唯一の積極的な行動の場をユフィが奪うことになります。一連のルルーシュとユフィの関係性を象徴するような場面だったし、これが次回の結末につながる決定打だったんだと思うと感慨深い場面でした。



 オレンジくん再登場の兆しですにゃ。バトレー将軍のもとで実験台にされてたんですねw早く「おはようございました」の一言が聞きたいww今回はC.C.の表情が可愛かった。アッシュフォードの制服も良かったけど、ピザを食べられなかったときの様子が面白かったwこれがピザの恨みのもとになるんですね。。食べ物の恨みは怖いもんです(^_^;)

テーマ:コードギアス 反逆のルルージュR2 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2009/11/30(月) 15:58:51|
  2. コードギアス 反逆のルルーシュ
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