土星蜥蜴の「筆のすさび」

日々雑感。 アニメ文化に関する気ままな評論・感想を書き連ねます。

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『DARKER THAN BLACK -流星の双子-』#10「偽りの街角に君の微笑みを…」の感想。

「俺はお前のことしか知らない。コピーも何も、俺にとっての蘇芳はお前だ。」
『DARKER THAN BLACK -流星の双子-』#10「偽りの街角に君の微笑みを…」より

以下、ネタバレが多分に含まれますので、ご了承の上でお進みください。


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 まさかマオが足首フェチだったとは…w今回の流星の双子はこういったネタには飽きませんが、、もっと真面目に作ればよかったのに。。いろいろと伏線も回収されはじめてラストスパートって感じだけど、 今のところは予想の範囲内ってところかな?紫苑の能力は生き返らせる能力ではないにしても、コピーする能力だったし。ただ、具体的にどんな方法でどこまでコピーできるのかといったことは不明なままだけど。今回の一番の問題は誰が沢崎を殺したのかってことだね。とにかく、以前のDTBらしさが戻りつつあるようで何よりです。

■しゃべっちゃった蘇芳

「どうして、涙が出るの…。あんたが信じてくれなかったとき、痛かったんだ。殴られるより、ずっと、ずっと痛かったんだ。よくわからないことだらけなんだ。あんたが僕を蘇芳って呼んだとき、うれしくなって…。でも、それが銀を助けるためだって知って、もやもやして…。あんたは僕のパパを殺した。ろくでなしで、暴力ふるって、大酒呑みで、最低のやつで…。なのに、離れてたらさみしくなって…。どうしてこんな気持ちになるんだろう。」

「不完全だからこそ、蘇芳はお前に恋をした。本音のところは、どうして戻ってきた?蘇芳に妹の姿でも重ねたか?」
「俺は蘇芳に、俺自身を見ていたのかもしれない。」

 語っちゃったよ、おい。せっかく#06「香りは甘く、心は苦く…」のCパートでいい感じの表現ができていたのに、ここで説明しちゃったら泥を塗るようなもんじゃないか…。まぁ、新劇場版のヱヴァがそうであるように、ご他聞に漏れずDTBもエンタメ傾向のために解り易さを重視したんだろうか。これをダークな展開を抜きにして全年齢対象型のアニメでやったら、ずいぶんと評価が高くなったことだろうに。。恋ってものを真面目に言葉にして語るには、かなり全うな部類に入るんじゃないのかな?なかなか出来そうで出来ない展開なのかもしれない。だけど、大人向けに作っているにも関わらず、語ってしまったのが残念でならない。その代わりと言ってはなんだけど、話の後にはじめて蘇芳が黒を名前で呼んだ…と思う。今までは「あいつ」だったかな?これも電信柱を蹴ったのと同じ程度の表現ではあるし、説明セリフの後に行っただけに解り易かったとは思う。おつりって感じかなw
 黒が蘇芳に自身の姿を重ねているっていうのは確かに今までの行動を見ていれば頷ける部分ではある。蘇芳はやたらと人の心についてご執心だったし、ドールにも心があるといい始めたあたりは黒と同じ境地にあったとも言える。黒は契約者と人間との間でぶれていたけれども、じゃぁ、蘇芳はどうぶれているっていうんだろう。。っていうかさ、コピーなのに契約者になれるっていう設定には少なからず疑問がある。やっぱり、あのペンダントのために能力が発動するっていうだけであって、蘇芳自身は契約者になってないんじゃないのかな?紫苑も対戦車ライフルを持ち出していたし、コピー能力っていうのが紫苑の能力だとしたらペンダント経由で紫苑の能力を蘇芳が拝借していることになりそう。黒だって妹の能力を…って設定だったと思うし。そういった場合、蘇芳はコピーかつ契約者と人間との間で揺れていることになるんだろうか。まぁ、新たな展開だわね。
 まさか、オチの段階で蘇芳が「自分で獲得した記憶…」だなんて言いはじめないよね?それはナデシコのルリでやっちゃったから二番煎じだぞ!どうもそっちに流れそうな雰囲気があるから、ちょっと怖いなぁw

■死んでいた蘇芳とタブー意識

「ママの蘇芳は死んでいる。」
「汚らわしい…、呼ばないで…。」

 ママにとっての蘇芳は死んでしまっていたわけで、すでに蘇芳のオリジナルのイメージはそこで固定されているわけです。だけど、目の前にいるコピ-蘇芳は紫苑の能力で作り出された他の蘇芳なわけで…。それがママにとっては死んだ人間の尊厳を奪う行為に見えるようです。まぁ、オリジナルの蘇芳の形をしていながら中身は別物なわけだから、ある意味では侮辱になるんだろうか。死んだ人間の人格なんかを死後に改変することって、かなり忌避されますよね。これって、文化人類学なんかではどう考えるんだろうか。
 死んだ人間の人格を固定したがるのは、もしも人格が死後に流動するようなことがあれば生きていることに変わりなくなってしまうからなの?死とは安定であり固定なわけだから、そんな状態にある相手が精神的ながらも変わってしまうと不気味なんだろうか。あんまりいい具体例が思い浮かばないなぁ。。こんなタブーって他に例があるように思うんだけど、っていうか人が生き返るなんていう状況はないからね(^_^;)類例でしかないだろうけど、どうしてかママの抱いている忌避感には理解できる部分がある。

■そのほかもろもろ

 なぜマダム・オレイユの抱える双子はジュライとシンクロしていたのか、ママは折鶴を折りまくっていたけど彼女も契約者なのか、星読み様も未来を予測していたのか、蘇芳が死んだときの紫苑はすでに契約者だったのか、などなど今回の展開からも疑問はたくさん出てきています。一番は誰が沢崎を殺したのかだけど。。おそらく黒は沢崎を殺していない。そもそも彼は人殺しを好まないし、情報を聞き出した段階で目的は遂げている。わざわざ彼女を殺す必要性がない。っていうかさ、イザナミの場所を聞き出すのも大事だけど、自分の能力を元に戻す方法も聞き出せばよかったのにwそれに、おそらく沢崎の持っていた情報はブラフなんじゃないのかなぁ。。とか推測してみる。おそらく、沢崎を殺したのも黒に対する復讐心を葉月に持たせるための策略じゃないのかなぁ。。ってことは、犯人はボスだよね?まぁ、どうなることやらw
 っていうかさ、未咲がドリンクを買いに車を降りたら蘇芳とジュライがいただなんて、そんなご都合的な展開があっていいのかよ!ってのが今回一番の突っ込みどころでしたwマオの足首フェチも突っ込んだけどさ。。



 もしかして来週が最終回なのかな。。絶対に回収できないから、ブランクを開けてもう1クールっていうのが妥当な筋だと思うんだけど。とりあえず、早く本編であるDVD収録の黒と銀の物語を見なければ☆

テーマ:DARKER THAN BLACK 流星の双子 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2009/12/12(土) 00:01:00|
  2. DARKER THAN BLACK-流星の双子-
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