土星蜥蜴の「筆のすさび」

日々雑感。 アニメ文化に関する気ままな評論・感想を書き連ねます。

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『DARKER THAN BLACK -流星の双子-』#12「星の方舟」の感想。

「僕は蘇芳といるのが好きなんだ。」
『DARKER THAN BLACK -流星の双子-』#12「星の方舟」より

以下、ネタバレが多分に含まれますので、ご了承の上でお進みください。


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 ごめん、本当に意味がわからなかった…。なにこの最低な展開は…、絶句です。あまりにヒドいので、どうもDVD特典の黒と銀の物語についても不信感を持ってしまいます。まさに羊頭狗肉、やるんなら他の看板を掲げて欲しかった。制作側に何が起こったの?これじゃぁDVDだって売れないんじゃないのかなぁ。。何がしたかったのか、本当に理解できない…。結論から言えば、この作品はただ単にトリッキーな設定を用いて視聴者を混乱させるだけさせて、何の話の整合性も取らずにオチなしの状態で最終回を迎えた感じです。解けなかった伏線の設定も細かくされているのかもしれないけど、それを示すことなく謎のまま終わらせるっていうのは卑怯この上ない。自由に何でもありな展開を好き勝手にやっておきながら、最後のオチを投げるとは何たる仕打ち!むきゃ~!!

■最後の最後のオチ

「私達の計画には、ひとつだけ問題があった。人間をコピーし、MEを使って記憶を植えつけたとしても、それを長く定着させることができなかった。流星核を使うまでは…。」
「つまり、ここへ来るまでの蘇芳の旅そのものが、記憶の定着を見極めるための実験だったというわけか。」
「えぇ。」
「じゃぁ、流星核を失った彼女は…。」
「記憶を失う。」

 要は紫苑の能力を使って地球のコピーを作成したということのようです。銀の能力は相手を自殺させると同時に、その魂を抜き取って複製した地球に送り込むことのようで…。イザナミとイザナギの国作り神話をモチーフにしただけのことはあると思うけど、まさか、ここまで発想が跳躍すると思わなかった。そして、蘇芳の持っていた流星核が実は記憶を保持させるための媒体だったらしく、それを銀に破壊されたために蘇芳は記憶を失ったようです。結果、蘇芳も魂を抜かれて昇天。そのままコピーされた地球へ行ってハッピーエンド…。これでオリジナルの地球からは契約者が消えたってことなのかな?相変わらずドールは健在だったようだけど…。まだまだ納得できないというか、矛盾だらけのオチに…w

■残された疑問と矛盾

 まず、蘇芳に関する疑問から。蘇芳は紫苑の能力によってコピーされた人間だったんじゃないの?てっきりMEを使わずに記憶などを植えつけられていたんだと思ってた。だから、マダム・オレイユの言っていた流星核の作用を聞いたときに半信半疑だった。っていうか、そもそも複製された存在が契約者としての能力を発現することがあるのか疑問だし。それに、流星核が破壊されても、しばらく記憶を保持していたことを見ると、どうも納得が行かない。一番納得がいかないのは、記憶と感情の住み分けをどのように考えているのかっていうところ。言うとおりに記憶は流星核によって担保されるものだとしても、感情はどこから出てきてるの?記憶がなくなると感情がなくなるのか、MEによって感情を植えつけることはできるのか、よくわからない。今回は初回から契約者の合理性や無感情性について不安定な解釈を示していただけに、最後の最後までその疑問が解消されないまま終わってしまった。
 次に三鷹文書について。結局、災厄ってなんだったの?何も起こってない気がするんだけど…。銀が二人いたのも何の説明もないし、黒が最後にどんな判断を下したのかも不明。マダム・オレイユは途中で黒に銀を殺すよう依頼していたにも関わらず、実際は銀と紫苑の出会いを必要としていたわけでしょ?この矛盾をどう考えるんだろうか…。地球をコピーしたと言うけれど、紫苑の能力はコピーしたもののどこかに欠損があるという設定だったはず。コピーされた地球には何か欠損があると考えるのが自然だけど、ラストを見た限りでは特に異常なく蘇芳は生活していた。どういうこと?加えて、未咲とマオがゲートの中心付近まで辿りついていたけど、マオはなぜ意識を保つことができていたの?前回は途中で意識を失って憑依が解けていたじゃないか。。あまりにご都合が過ぎるぞ!
 最後に組織について。最後の最後でアメリカを初めとする先進国によって制圧され、荒巻課長に似た人が切腹したりしていたけど、あれってなんだったの?荒巻課長似の人は三号機関の上じゃなかったの?ゴルゴはどんな位置付けにいるのかまったくわからなくなった。それに、未咲が「始まり」とか言ってるけど、何が始まったのかわからない。しかも、自分達の活動が「組織」と呼ばれているとかカッコつけて言っているけど、それも意味不明。まったく理解できない。
 意地悪なことを言えば、地球をコピーしたところで周回軌道とかどうすんのさ!地球が遠ざかっていくって言っていたけれど、そんなすぐさま遠ざかるようなスピードで移動する天体って大変じゃね?そういった設定はまるきり考えてないんだろうね。。

■感情について 

「僕は蘇芳といるのが好きなんだ。」
「進化するドールか…。」

 結局、感情だとか記憶だとか合理性とか、そういった定義をなおざりにした結果、筋の通らない意味不明な結果しか出せなかった感じ。蘇芳は確実に感情を持っているけれど、それは契約者になる以前からの話だったんじゃないの?蘇芳は黒と行動をともにしていたから感情を獲得できたとしているようだけど、どうも不自然。むしろ、契約者になっても感情を失わなかったと考えるほうが適当なように思う。なぜ、ここに来て設定をどがえしにするようなことをするんだろうか。
 ジュライが蘇芳を好きだというけれど、その感情はどこから来たの?もはやドールの設定すらあやふやになってきている。あ~意味わかんない。



 結局、中身はすっからかんだったんじゃね?蘇芳は多少なりとも精神的に揉まれたから、その点でちょっとしたドラマはあったけれども…。っていうか、ラストも突っ込みどころがありすぎたw最後まで宙に浮く車の説明はなかったし、最後まで蘇芳の変身シーンのバンクを使ったし、黒は蘇芳にまで優しい言葉をかけるようになったし、その行動がどんな心理によってのものなのか察することもできず、コピーされた地球で生活している蘇芳も楽しげながら言っていることが意味不明だし、ゴルゴの破れた服っていうのは明らかにウケ狙いで寒いし、紫苑が作った地球っていうのがノアの方舟の如きものかと思ったら違うし、ましてやアカシックレコードなわけでもなかったし、お粗末!!株が急落ですww

テーマ:DARKER THAN BLACK 流星の双子 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2009/12/26(土) 00:01:00|
  2. DARKER THAN BLACK-流星の双子-
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