土星蜥蜴の「筆のすさび」

日々雑感。 アニメ文化に関する気ままな評論・感想を書き連ねます。

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『電脳コイル』#03「優子と勇子」の感想。

「キョ…、キョウコ、いいものをやろう。ほれ。メガネビームを授けよう。これで、彼奴らを殲滅するのぢゃ!」
『電脳コイル』#03「優子と勇子」より

以下、ネタバレが多分に含まれますので、ご了承の上でお進みください。


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 さぁて、勇子が本格的に物語に関わってくる話です。桑島法子さんの名演が光る…、とは言いながら、桑島さんのベストキャラクターは『GUN×SWORD』のウェンディーちゃんだと思うってるんだけどねwガンソードさんのときのウェンディーはスゴかった…wもとい、今回も子どもの無邪気さやあどけなさみたいなものを印象付けるような演出でした。木の溝がある黒板とか、クラスの雰囲気とか、どうも10年くらい前の様子みたいに思えちゃう。。ちょっと、そこらへんは子どもを描くとは言え、大人視点からの象徴化された「子ども」が描かれていると考えたほうがいいのかもしれない。最近の子どもはこんな感じじゃないと思うんだよね(^_^;)

■口数の少ないキャラクター

 思えば、セリフが少ない…。あるとすれば、イサコやフミエが説明セリフを言うところや、物語の進行上で必要となる最低限の部分にしか見られない。決して自分の心情を吐露するようなことをしないし、誰かの内面を語るようなこともない。これも絵がしっかりと語っているからこそできることなんだろうなぁ。。前回の感想でも指摘したけど、ちょっとした言動にキャラクターの性格付けやら作品の世界観の奥行きを表現しているところがポイントなんだと思う。今回だって、キョウコがメガビーをもらった途端に、デンスケのことなんか忘れてあっちこっちにメガビーを撃ちまくったところとか、ヤサコが初めて教室に入ったときのオドオドした動きとか、そういった何気ない動作で彼女たちの心情なり性格が語られていた。電脳コイルのスゴイところって、ここらへんにあるんだろうなぁ。。カット割なんかも冴えてるし、演出の妙が光ってます☆セリフに頼らないアニメってのは、安定感があるよなぁ。。

■仕組まれる勘違い

 早くも様々な勘違いが生まれてます。後半を見ていれば謎は解けるんだけど、それを前半では謎としないで「都市伝説」や「怪談」といった作用を利用しながら「勘違い」を上手く取り入れて解釈させているところに成功の理由があったと思う。今回で言えば、暗号屋のメタバグ稼ぎに関する話とか、イサコの持っていた鍵とか、イサコの電話相手とか、いろいろと憶測の上に成り立つ世界ってのが描かれていた。「○○の筋の話によれば、××は□□らしいよ。」っていう噂話が広がるうちに、次第に実体のなかった話が本当の話であるかのようになっていく。そんな「都市伝説」と「勘違い」の作用を物語に上手く取り込んだところが良かった。最終的な謎解きの際の驚きにもつながるし、そもそも噂話でどうこうするってのも楽しいからねwミチコさんの話とか、十字路の話とか、上手くそこらへんの機能を使った感じ。第一、冒頭に「~によれば」っていう都市伝説的な挿話を必ず入れているところからして、意図的に仕組んでいたってことは明らかだしね。上手いもんだww



 マイコ先生、キャラ作りすぎだろww後の泥酔した姿を知っていると、今回の優しい先生像を演じているマイコ先生が痛々しく見える…w今回も相変わらずワクワクさせるような要素がいっぱいあったなぁ。。モジョが合言葉で「タコ」と「イカ」って言っていたところは思わず笑っちゃったwコミカルで可愛らしい様子が丹念に描かれていて、かなりの好印象です。とは言え、あんまり書くことがなかった…。次回はイサコvs黒客の電脳戦だよ~。

テーマ:見たアニメの感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2010/01/10(日) 03:45:01|
  2. 電脳コイル
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