土星蜥蜴の「筆のすさび」

日々雑感。 アニメ文化に関する気ままな評論・感想を書き連ねます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

『コードギアス 反逆のルルーシュ』#24「崩落のステージ」の感想。

「みんなバカだ!君も日本人も、あんな男に騙されて!!」
「その言い方、ムカツクねぇ。あんたにゼロの何がわかるって言うの!?」
「じゃぁ、教えてくれ!ゼロを!!ゼロは今、どこにいる!!」
『コードギアス 反逆のルルーシュ』#24「崩落のステージ」より

以下、ネタバレが多分に含まれますので、ご了承の上でお進みください。


------------------------------------------------------------

 いいねぇ、狂気が敵味方に散りばめられて、まさに雌雄を決する戦いが始まった感じ。ユーフェミアの復讐に囚われたスザク・コーネリア・ニーナの表情がたまらなかった。それに対して、日本独立という念願を果たすべく慎重かつ果敢に挑む黒の騎士団ってのも良かった。互いに全精力をかけて戦いに臨んでいる雰囲気が醸し出されていて、それがたまらなく背筋をゾクゾクさせるわけですよ。それだけでも一話分になるはずなのに、背景としてオウギとヴィレッタの関係を敷き、C.C.がアリエスの離宮を知っているという布石を置き、ダールトンがコーネリアを撃つという衝撃的な隠れた伏線を回収し、ラストにはV.V.がルルーシュの弱点でもあるナナリーを奪取するという展開まで用意する…。ものすごい勢いで様々な筋書きが交錯している感じ。いやぁ、見ているだけで毛穴が開いてアドレナリンが出てしまうような…wそれにしても、生徒会のみんなはカレンの正体を知ったわけだけど、誰も髪型について突っ込まなかったんだねwwっていうか、よく一目見ただけでカレンだって判別できたもんだ…。。

■カレンの一途な思い

 カレンはゼロの虜なんだねw「あんたにゼロの何がわかるって言うの!?」だなんて、言われてみたいもんですww親衛隊としての零番隊隊長に任命されたときの反応と言い、心酔しているんだね。。だけど、正体を知ったら…w正体を知らないのにスゴイこと言うよねww
 そもそも、スザクのセリフにはゼロについての突っ込みを入れる場面じゃないと思う。たとえば、「日本人…?あんたみたいな日本の裏切り者からは、そう見えるんだろうね!!」って斬りかかるのがいいんじゃないのかな。。まぁ、それじゃぁ普通の脚本になっちゃうのかなぁ。。ゼロについて言わせれば、それだけカレンの思いが露出するような形になって、より一層、彼女の一途かつ一方的な感情が伝わってくるのかもしれない。

■交錯する狂気

 いろんな登場人物の抱える物語が、ここに来て複雑に交錯してくるんだよね。この構想を考えた人は天才だと思う。。本筋としてルルーシュたち黒の騎士団とコーネリア率いるブリタニア軍の戦いがあって、背景にオウギとヴィレッタの恋愛があって、カレンやオウギたち古株のメンバーの独立に対する思いいれがあって、スザクとコーネリアとニーナそれぞれのユーフェミアに対する思いがあって、ルルーシュの正体に感づいているシャーリーの苦悩があって、オレンジくんのゼロに対する復讐心があって、、、それぞれのキャラクターにそれぞれの物語があって、それが今回の戦いに向けて凝縮された感じ。しかも、今までのストーリーでそれぞれのキャラクターの平常を描いてきているだけに、感情を表面に出した狂気の顔っていうのは効果抜群な表現だったと思う。まさにお祭りって感じ。箍が外れて直情的に行動しているから、それだけ素の感情が表面に露わになって心理描写のせめぎ合いが楽しいことになってるw

■吹っ切れたスザク

「そんな、ゼロがここを狙うなんて。嘘よ、嘘。だって、そんなことしたら…。」

 シャーリーはこう言いたかったはず。「そんなことしたら、ナナリーも死んじゃうじゃない!」ってね。ルルーシュ=ゼロだって気付いているからこそ、こんな推測ができることになる。この時点でゼロの正体に気付いているのはヴィレッタとシャーリーくらいなのかな?スザクはギアスの能力についてはV.V.から聞いたはずだけど、まだルルーシュだとは断定していないはず。いや、おそらく前回の話に出てきた電話の様子からすると、なんとなくルルーシュ=ゼロであることは感づいているとは思うけど…。そこらへんの緊張関係を作っているっていうのも、憎い演出って感じ。
 ルルーシュってスザクの感情を逆撫でするのが好きだよねぇw今回の作戦って、すべてスザクの心理を読みきって、彼を激昂させることに狙いがあったわけでしょ?憎しみに身をたぎらせるスザクと、冷徹に作戦を遂行するルルーシュのコントラストが本当にキレイに描かれていた。ルルーシュは色々と割り切っていて、すでに身近な人の死については精神的な対処の術を見に付けているところ。一方、スザクは父親を失って以来、本当に愛している存在であるユーフェミアを失ったことによって、初めて身近な人の死に直面したのかもしれない。そのため、かつては軍規第一、ルールを守ることで自らを社会に認めてもらおうと努力していたにもかかわらず、今回はロイドを殴って命令違反の出撃とあっては、ずいぶん変わったと思う。ここらへんの変貌ぶりも、たまらないんだよねぇ。。
 スザクって基本的には従来通りのアニメなら正義の味方と呼ばれるべき立ち位置にいるんだよね。。その行動だって、清廉潔白で命令を守るものだったし、実際にイレブンのヒーローでもあった。なのに、裏切り者呼ばわりをされるっていうのが痛快なんだなwそんな正義の味方であるスザクが我を忘れて私情によってゼロ抹殺に動くっていうところが凄まじい。正義の味方にも感情はあったんだwっていうか、やっぱり社会のルールなんかよりもエゴを優先するんだねっていう表現が画期的だったと思う。



 っていうかさ、なんでこのタイミングでOPを変えたの?意味不明だよね…。たった二話だけのOP…。触れないでおこうw次回はなぁ、衝撃のラストだからなぁ。。谷口監督の演出はスゲーとは思うけど、さすがに飽きれたというか、なんというか…w究極の引っ張り方だよねww

テーマ:コードギアス 反逆のルルーシュ - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2010/01/19(火) 01:13:56|
  2. コードギアス 反逆のルルーシュ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

コメント

<%template_post\comment>


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://lizardofsuturn.blog40.fc2.com/tb.php/207-3ce9d4a4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。