土星蜥蜴の「筆のすさび」

日々雑感。 アニメ文化に関する気ままな評論・感想を書き連ねます。

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『BLACK LAGOON』#07「Calm Down, Two Men」の感想。

「キレイゴト並べてんじゃねぇ、ホワイトカラー!てめぇに私の何がわかる。何がわかんだよ、えぇ!!言ってみろよ、てめぇみたいな温室育ちにわかることを。どんな暮らしをしてきたか、わかるはずねぇんだよ。」
『BLACK LAGOON』#07「Calm Down, Two Men」より

以下、ネタバレが多分に含まれますので、ご了承の上でお進みください。




 OVAまだかなぁ。。3rdシーズンのPVを見る限り、コミック最新巻まででやっていた「El baile de la muerte」編をやるみたいです。っていうか、これって、なんて読むの?wまぁ、中身はロベルタの続編って感じでしょ。早くみたいなぁ。。今回の話はロックとレヴィの関係に結着をつけるものでした。前回に引き続き、あっちとこっとの対立について骨身丸出しの感じだったけど、今回はレヴィの抱える根本的な問題にロックがグサリと一突きした感じだった。このケンカでロックとレヴィが互いに認め合う対等な関係になったっていうことでしょ?最後のシガレット・キスは妙に色っぽかったなぁ。。

■増幅されるレヴィのコンプレックス

「行くトコがねぇもんだから、仕方なく面倒見ててさ…。」

 わりとドンパチのない平穏なロアナプラの回だった。初めてかな?バラライカがのぺーっとした顔でAVのチェックをしているだなんて、滅多に見られないだろう光景だしねwそんなほんわかした雰囲気の中で、次第にあっちこっちの会話からレヴィの怒りのバロメーターが上がっていく感じだったと思う。レヴィも基本はツンデレなキャラだよねwロックを誘ったことを「仕方なく」だってさ。。こんなロックとのやり取りが出てくるのも、ダッチが二人の関係性を慮ってペアを組ませたからなんだけど…。

「嬢ちゃん、あんたもちょっとはあの子を見習いな。何かとチャカぶん回すだけじゃ、商いはまわらないよ。」
「うっせ、ババァ!」

 とは言え、レヴィとしてはロックと比較されることほど嫌なことはなかったと思う。ロックは日本でそれなりの教育を受けてきているし、ホワイトカラーとしての経験だってある。そんなロックに比べられても、スラム街で育ってきたレヴィからしてみればどうしようもないことに思えるのかもしれない。ネオナチとの一件があってから、レヴィとロックの対比が具体的な描写とともに鮮明になってきている。

「お前な、やっぱ日本へ帰れ。お前にはむかねぇよ。」
「誘ったのはお前だろ。」
「とんだヘマだ。」

 そして、最後にはロックを追い出そうとするんだよねwここが単なるツンデレとは違うところ。車の中の会話やヨランダやエダとのやりとりもあって、レヴィも耐えかねたんだろうね。レヴィの抱える問題っていうのは、ロックのような温室育ちを見ると憧れと同時に嫉妬を感じてしまうところにあった。いわゆるコンプレックスだよね。レヴィだってロアナプラっていうアウトローな世界の住人だから温室と関係なくご機嫌にやっていけるはずなのに、尻の穴も小さくロックのようなキレイゴトを言う人間のことを目の敵にしちゃうんだよね。

■レヴィを言い負かすロック

「キレイゴト並べてんじゃねぇ、ホワイトカラー!てめぇに私の何がわかる。何がわかんだよ、えぇ!!言ってみろよ、てめぇみたいな温室育ちにわかることを。どんな暮らしをしてきたか、わかるはずねぇんだよ。」
「そうだよ。わかるはずがない。俺はお前じゃないからなぁ。じゃぁ、聞くけどよぉ。お前の俺に何がわかるんだよ。どんな暮らしをしてたって、生きてりゃそれなりに辛い目に会うもんだ。だろ?そいつを理解するつもりもないくせに、答えに詰まりゃ、都合よく悲劇のヒロインかよ。それがお前の一番卑怯なところだよ!!」

 もうコンプレックスの固まりのようなセリフだよねwこれにはレヴィも堪えたようで、押し黙っちゃうし。というより、やっぱりロックって何か勘違いしてるんだよね。。レヴィに対して「誇りはねぇのか?」なんて聞いてるけど、別にこの稼業って誇りだの自己満足だのでやるようなもんじゃないでしょ。確かにバラライカや張大兄のようなキャラは一本の筋を通したようなキャラクターになっているけど、ダッチなんてのは別にそういうわけでもない。レヴィに対して誇りを求めるっていうのも、どことなくロックのズレているところのように感じる。

「俺がこんなにこだわってんのはなぁ、そんな生き方に気付かせてくれたその女が、俺を裏切った連中と同じことをぬかしてやがる。俺にはそいつが我慢ならねぇ!」

 要は、誇りのある生き方をしたいのはロック自身のほうなんだよね。彼が日本でやってきたことと言えば、上司のご機嫌伺いをしながらストレスに耐え抜くような生き方だった。そこに誇りや自尊心なんてものは不必要で、持っているだけ邪魔になるようなものだったんだと思う。そんな中で、偶然にもレヴィのような生き方をする人間に遭遇してしまったもんだから、自分の境遇と比べてしまって、そこにある種の憧れを抱いたってことなんじゃないのかなぁ。結局は、レヴィ自身はそんな生き方をしている意識なんかなくって、ロックがレヴィに対して自分の求める偶像を押し付けているようにも感じる。
 とは言え、レヴィにとってはそれが逆に良かったみたい。今まではレヴィも誇りだとかっていう面倒なものは相手にしてなかったみたいだけど、ロックとの関係が進むに従って、自分を認めてくれているロックという存在を捨てられなくなったんだと思う。今までは誰もレヴィのことを大事に思ってくれる人がいなかったのかもしれないけど、これからはロックがいる。レヴィ、惚れちゃったんだねw



 さて、次回からはロベルタ編ですw3rdシーズンにもつながる話なだけに、OVAが出る前にもう一度見直しておきましょう。。

テーマ:アニメ動画 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2010/03/16(火) 00:01:00|
  2. BLACK LAGOON
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