土星蜥蜴の「筆のすさび」

日々雑感。 アニメ文化に関する気ままな評論・感想を書き連ねます。

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「今期終了アニメ(3月終了作品)の評価をしてみないかい?8」への投稿。

 またまたまたピッコロ様からお誘いを受けました。いつもTBを頂いておりながら、なぜか返信できない始末で申し訳なく思っています(@_@;)その分、しっかり今回の企画にはご協力させてもらいたいと思います。
 前回の12月終了アニメでは180名の方が参加していたようで、以前の企画が189名でしたから、だいたいこれくらいで安定しているんでしょうか。この企画は「前期から続いている2クール作品、10月より始まった1クール作品・・・これら今期終了作品(3月終了)の評価を点数で表してみようじゃないか」という趣旨のようです。いつもながら長くなりますが、どうぞよろしくお願いします。

企画元URL:「ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人」より「今期終了アニメ(3月終了作品)の評価をしてみないかい?8」
http://blog.livedoor.jp/koubow20053/archives/51531933.html

以下、ネタバレが多分に含まれますので、ご了承の上でお進みください。




(目次)
1、評価の観点と方法
2、個々の作品の評価と点数

 とある科学の超電磁砲
 テガミバチ
 ソ・ラ・ノ・ヲ・ト
 おまもりひまり
 バカとテストと召喚獣
 ダンスインザヴァンパイアバンド
 おおかみかくし
 はなまる幼稚園
 COBRA THE ANIMATION

3、ベスト賞について
4、総評
5、前回企画の感想



 見ていたのは候補28作品中、たったの9作品…w計算してみると32.14%でした。う~ん、いくら軽い作品が多くって端から切ると言っても、さすがに評価をやるには少ないよね(~_~;)前々回は37作品中10作品の27.02%、前回は22作品中6作品で27.27%…、少しずつ上がってるかな。。まぁ、新作アニメを見ることに時間を費やすよりも、昔の名作を見たほうが賢いようにも思う。それだけ2009年度のアニメは不作だった。



1、評価の観点と方法

評価の観点は全部で6つあり、それぞれ5点満点で集計するようです。従って、最高点は30点。その基準は以下の通りです。

★ストーリー・・・脚本、設定も含めて、破綻がないか。テーマ性を貫けていたか。そしてオチがしっかりしていたか等。
★キャラクター性・・・キャラクターの魅力。キャラクターと声優の声のイメージが合っているか等。
★画・・・キャラクターデザインに忠実か。作画の破綻、崩壊がないか。よく動いてるか等。
★演出・・・声優の演技。盛り上がりを作れているか。BGMや挿入歌が効果的に使われているか。カメラワークや構図の工夫。各話の引き等。
★音楽・・・OP・EDが作品の雰囲気に合っているか。BGMや挿入歌の評価等。
★総合的な評価・・・この作品を面白いと思ったか、また満足度。他人に薦められる作品か等。

5点:とても良い
4点:良い
3点:普通(及第点)
2点:惜しい。何かが足りないレベル
1点:悪い
0点:かなり悪い

 相変わらず、作画についてはわかりません。。ので、単なる印象で気軽に点数を付けてみますwwちなみに、上述の基準に加えて独自の評価基準を設けています。すなわち、「今まで見たことのあるアニメ」と比べた上での点数となっていますので、あしからず。決して今期だけのアニメを対象にして、相対的に判断しているわけではありません。まぁ、いわゆる絶対評価に近いのかな?(今までに見たことのあるアニメは「ひとことアニメ便覧」を参照のこと。)従って、今期だけでなく少し広い範囲の中での評価となりますので、点数は全体的に低めになってます。厳しく付けてますwたぶん、こんな点数を出してる人はいないんだろうなぁwそれでは、張り切って行ってみましょう☆



2、個々の作品の評価と点数

■とある科学の超電磁砲(⇒感想その1感想その2)=総得点:25点
ストーリー★★★★
キャラクター性★★★★
画★★★★
演出★★★★
音楽★★★★
総合的な評価★★★★

 やっと、やっとまともな点数が付けられるアニメが来たwこの投稿を始めてから、初の20点超えです。。本筋としてAIMバーストの話があって、その背景では黒子の変態行動などのエンターテイメント性も兼ね備えられていて、しかもそのバランスが良かった。佐天涙子に象徴される社会の弱者がどのような苦悩を抱えているのかという問題提起があったし、それを集合無意識としてAIMバーストという化け物に具現化したことは画期的だったと思う。四人の女子高生の内面描写がしっかりとしていて、昨今の中身を失った作品が多い中ではかなり好印象だった。作画もキレイだったし、毎度の演出も良かった。後半部が少し伸び悩んだ感じかなぁ。。やっぱり、佐天さんの憂鬱が最もよく描かれていた補習授業の話が最終回でよかったと思うw詳しいことは感想のリンクからどうぞ。

■テガミバチ(⇒感想)=総得点:14点
ストーリー★★
キャラクター性★
画★★★
演出★★
音楽★★
総合的な評価★★

 二期を最初から期待してのことか、どうも本筋の部分があまり進まなかった。そのため、ずっとボトルショー的な挿話が続いたように思えてしまい、ちょっとダラダラしちゃったかなぁ。。しかも、テガミを届けるといういかにもキャラクターの内面を描きやすい設定を用いていながら、その点ではベタな展開やストーリーを用意するだけで深い部分に迫ることはなかったと思う。設定を上手く生かせない上に、ファンタジーとしても世界観の作りこみが浅いように感じられる。まぁ、二期でのオチを見ないとなんとも言えない部分があるのも確か。

■ソ・ラ・ノ・ヲ・ト(⇒感想)=総得点:11点
ストーリー★
キャラクター性★★
画★★★
演出★
音楽★★
総合的な評価★

 ダダ滑り…w初回の思わせぶりな伏線の張り方と、美しい背景に誘われて、ついつい全話を見てしまった。舞台は戦場を選んでいるのにも関わらず、やっていることは『らき☆すた』や『みなみけ』のような女子高生の日常を淡々と描いたものと同じだった。世界観も和洋折衷と言えば聞こえはいいけど、いろんな要素をぐちゃぐちゃと理念なく混ぜ合わせているだけに気持ち悪い。まるで合成獣のキメラを見ているようだった。

■おまもりひまり=総得点:10点
ストーリー★
キャラクター性★★
画★★
演出★★
音楽★★
総合的な評価★

 ハーレム型のラブコメだったと思うけど、それだったら割り切って妖怪の設定なんかも軽く済ませればよかったと思う。変なところで理屈っぽくシリアスめいて語る場面があって、それが雑味となって感じられてしまった。やるならもっとバカっぽくやればいいし、シリアスな内容を攻めるならしっかりと表現しないと微妙になる。そこらへんのバランス感覚が失われていて、ぎこちない作品に仕上がっていたと思う。

■バカとテストと召喚獣=総得点:13点
ストーリー★★
キャラクター性★★★
画★★
演出★★★
音楽★★
総合的な評価★★

 真っ先に思い返したのが『ぱにぽにだっしゅ!』だった。それもそのはず、大沼さんなんだよねw相変わらずの演出だったし、見ていて飽きないテンポの良さは健在だった。秀吉やムッツリーニといったキャラクターが最大限に生かされていたと思うし、典型的なツンデレやヤンデレといった要素も上手く取り入れていたと思う。今期ギャグアニメ枠として安定した位置を占めていた。

■ダンスインザヴァンパイアバンド(⇒感想)=総得点:18点
ストーリー★★★
キャラクター性★★
画★★
演出★★★★
音楽★★
総合的な評価★★

 ミナとアキラの恋愛譚として、ヴァンパイアの性質を上手く生かした物語に仕上がっていた。単に高校生の恋愛を描いたのではなく、むしろ相手に尽くすことの意味を描いた点からは恋愛より純愛と言ったほうがいいかもしれない。如何せん、アキラのキャラクターが中二病的なものになっているのがキズであり、どうしてミナがアキラにこだわって愛するのかという点を暗黙のうちに前提としてしまっていることは納得のいかないところだった。この作品を見ていると、やっぱりシャフト×新房監督は軽快なギャグアニメを扱ったほうがいいなぁと思う。

■おおかみかくし=総得点:9点
ストーリー★
キャラクター性★★
画★★
演出★
音楽★★
総合的な評価★

 何ら新鮮味がなかった。これを見るんだったら、『ひぐらしのなく頃に』を見たほうがよっぽどいいと思う。ひぐらしの内容を焼き直したというか、ほぼプロットはそのままな感じがする。その上、設定や世界観が煮詰まっていないだけに薄っぺらになってしまった。村という共同体の意識とか、信仰心から来る残虐性とか、そういった『ひぐらしのなく頃に』で提示された良さが受け継がれなかったところが一番の残念なところ。

■はなまる幼稚園(⇒感想)=総得点:19点
ストーリー★★★
キャラクター性★★★
画★★★★
演出★★★
音楽★★★★
総合的な評価★★★

 毎度のEDが楽しみで仕方なかった。今までの作品をパロディーとして上手く作品の中に取り入れていてギャグテイストも上手く働いていたし、シリアスな面でも幼稚園児の目線から見た真っ直ぐでない大人の恋愛事情みたいなものが浮き彫りになっていて面白かった。純粋な心で人を好きになる幼稚園児という装置を上手に生かしたシナリオだったと思う。

■COBRA THE ANIMATION=総得点:11点
ストーリー★★
キャラクター性★★
画★
演出★
音楽★★
総合的な評価★

 なぜアニメ化したのかわからなかった。今までも幾度となくアニメ化されている息の長い作品のようだが、そのSF考證もどことなく無理があるように感じてしまうし、何より主人公のコブラのキザなセリフが寒くて寒くて仕方なかった。アドベンチャーとして楽しむものなんだろうけど、わざわざアニメでやる必要もない感じがする。作画や演出面でも何かと疑問に思う場面が多かった。


3、ベスト賞について

■ベストキャラクター賞:白井黒子(『とある科学の超電磁砲』より)

 何より、あの変態性が病みつきになりましたwちょっと『バカとテストと召喚獣』の秀吉とどっちにしようか迷ったけど、黒子を前にしたら秀吉が霞んでしまったwあの一途かつ徹底した変態さは、ツンデレやヤンデレといった紋切り型のキャラクターに囲まれても色褪せることはないと思う。

■ベストOP賞:とある科学の超電磁砲

 耳に残るんだよねぇ。。映像もきれいだったし、このOPだけは飛ばすことなく必ず見ていたよw

■ベストED賞:はなまる幼稚園

 本当はこっちもレールガンにしようと思ったけど、やっぱり幼稚園のほうで。あの毎回違ったEDをやるっていうのは気合入ってたよねw一番好きなものは、ツッチーの妹が出てくるやつかなぁ。。たぶん『鉄腕バーディー』の人が描いていたんだろうけど、動きが良かった。

■ベスト声優賞・男性:該当なし

 う~ん、思い当たらず。『テガミバチ』のラグ・シーングかなぁと思ったら、沢城みゆきさんだったw

■ベスト声優賞・女性:悠木碧(『ダンスインザヴァンパイアバンド』ミナ・ツェペッシュ役)

 ダントツでしょwあの演技は素晴らしい。。声の抑揚の付け方と言い、張り具合と言い、不思議と惹きつけられるものだった。可愛くもあり、威厳を見せる場面もあり、憂いを含んだ声を出すこともあり、何度聞いても惚れ惚れしてしまう。この声を聞くために見ていたと言ってもいいくらいだったw  



4、総評

 あんまり書くことがないなぁ(^_^;)本当なら『君に届け』とか『戦う司書』なんかがシナリオ面で力を入れていた作品だったんだろうけど、どちらも最初のほうで切っちゃったんだ…wそもそも世界観とか設定から言って気に食わないところが多くって…。。こういう作品も我慢して見ないとダメなんだなぁと思いました。
 とは言え、今回の見た作品の中では『とある科学の超電磁砲』が群を抜いてよかった。すべてにおいてバランス感覚に優れていたと思うし、しっかりと骨のあるところを見せてくれたと思う。『とある魔術の禁書目録』を追いかけている人からすると、どうやらレールガンは道を外れた作品と思われているようだけど、どう考えたってこっちのほうが作品として完成度は高いよwあんなラノベを真っ直ぐ行くような軽いだけの作品はアニメに必要ありません…、シチュエーション重視のフラグを立てるばかりで内面描写の乏しい禁書目録なんていらない子です…と、トカゲはトカゲは一人ごちてみます。
 ここんところのアニメは、どんなにシナリオがひどくっても作画は割りといいから始末が悪いと思う。絵がきれいだったりよく動いていたりするだけでも、見ていて飽きないんだよね。。でも、もしも絵を劣化させてしまったら、まったく魅力がなくなってしまうような作品が多かった。かえって、昔のアニメは作画はよっぽど今より劣るにも関わらず、作品としてはより長く続くものが多いように感じる。まぁ、いろいろと環境も違うから一概に言うことはできないんだけど、シナリオが適当で作画はある程度っていう風潮はあんまり好かんですよ。魂の入っていない人形を愛でているようで、なんだか気持ち悪いなぁ。。
 とにかく、小物ばかりが濫立した2009年度でしたが、これからは大粒の大作がボンっと出てくることを期待するのみです。

ちなみに、今までの企画にも寄稿していますので、それぞれ下記のリンクからどうぞ。

「今期終了アニメ(12月終了作品)の評価をしてみないかい?7」への投稿。
「今期終了アニメ(9月終了作品)の評価をしてみないかい?6」への投稿。



以上、「今期終了アニメ(3月終了作品)の評価をしてみないかい?8」企画への投稿でした☆



追伸 ピッコロ様へ
長々となり申し訳ありません。点数やベスト賞については目立つように■印で付けましたので、ひとつ目印にしてください。結果の集計が大変かとは思いますが、どうぞよろしくお願いします。アニメの視聴動向として興味深く拝見しております。この度は本当にありがとうございました。末筆ながら感謝を申し上げます。どうぞご自愛くださいませ。

テーマ:見たアニメの感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2010/04/18(日) 01:20:08|
  2. アニメ四季報
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1

コメント

ベスト声優の女性部門は僕も大賛成なのですが
名前は悠木碧ではないですか?
  1. 2010/04/22(木) 15:18:18 |
  2. URL |
  3. 藤川 #-
  4. [ 編集 ]

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