土星蜥蜴の「筆のすさび」

日々雑感。 アニメ文化に関する気ままな評論・感想を書き連ねます。

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『コードギアス 反逆のルルーシュ』#04「その名はオレンジ」の感想。

「ブリタニアの少年、ルルーシュは、謎の少女から特殊な力を手に入れた。ギアス…、如何なる相手にでも命令を下せる、絶対順守の力。ルルーシュは、このギアスを武器に、ブリタニア帝国の破壊を決意する。母の仇を討ち、妹ナナリーが幸せにすごせる世界を作るために。その先に待つのは、父、ブリタニア皇帝だと知りながら。少なくとも、それが当時のルルーシュの願いであった。」
『コードギアス 反逆のルルーシュ』#04「その名はオレンジ」より

以下、ネタバレが多分に含まれますので、ご了承の上でお進みください。


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 ん?何か問題でも!?wさぁ、我等がオレンジくんの誕生ですwwいやぁ、本当によく仕組まれた作品だってことを、つくづく思い知らされます。言葉の端々にキャラクターの細やかな設定が見え隠れしていて、その人間関係についても簡潔にして緻密に組み上げられていることがわかります。真似なんてできない!wwそれに、毎度のことながら、最後の場面で視聴者を惹きつけるカットを取り入れるところも憎らしい。。

■ゼロ劇場の開幕

 ルルーシュは二つの顔を持つことになるんですね。ひとつは学園でほのぼのとした生活を送り、ナナリーと幸せな暮らしを過ごす顔。もうひとつはナナリーが安心して暮らせる世界を作るために戦争を行う顔。ある意味では二重人格になるんでしょうけど、ゼロとして感じたことがナナリーとの生活に影響したり、逆にルルーシュとしてナナリーと生活しながら感じたことをゼロとしての活動に反映させたり、互いに一つの人格として同一の目的を持って行動しているわけです。というのも、ルルーシュはナナリーにだけは嘘をつかないと誓いを立てますが、結局は細かいところでたくさん嘘ついてるよね? ゼロって仮面は対外的にも意味のあるものだけど、ナナリーに対しても「仮面のやることと、自分のやることは別」という設定を使って直接の嘘をつかないというデコイ的な意味合いを持たせているのかな?
 それにしても、オレンジくんとの直接対決はクールですよねぇ。やっぱり、どうしても奇跡的な部分は少なからずあるけど、そんな奇跡が起こることを意外だと思わせないルルーシュのキャラクターがすごいw確実に「英雄」としての資質がありますよねwwまぁ、それを意図して構成してるんだろうけど。本当にゼロは戦略家だし、同時に演説によって人を誘導することに長けている。作中であんな劇的な展開をやられちゃうと、作品全体がまるで劇中劇になっているかのような感覚にもなります。つまり、ゼロが表舞台に立って大衆を誘導しているのが劇中劇で、その裏で思い悩んでいるのが作品のやろうとしている劇そのものみたいな。こんな二重の構造を持っているから、余計に作品の緻密な構成に驚かされますよ…、ホント。

「恵みを、施し受ける生き方なんて、俺は選ばない。もう、そんな支配はいらないから。」

 結局、ルルーシュの甘さはナナリーにあったんだよね。彼は最初から支配からの脱却を目的に行動していたわけだけど、言葉の上ではナナリーにとって暮らしやすい世界を目指していると言っていました。ナナリーの暮らしやすい環境を作るためだけに世界を変えるだなんて、明らかに規模を拡大しすぎでしょww普通に考えたら、支配からの脱却を目指して世界の革命を行うのが一番の到達点であって、ナナリーなんたらのことは通過点というか、目的を達成したときに同時に果たすことのできる「おまけ」的な目的なんじゃないの?そんな認識だから、ルルーシュは後に思い悩むことになるんでしょうね。そんな精神的な脆さを持った主人公っていうのも、これまたいい感じ☆

■スザクの潔癖症

「間違った方法で手に入れた結果に、価値はないと思うから。」

 スザクって本当に潔癖症ですよね。いいじゃん、過程がどうであってもww彼は、たとえ他者が納得するような結論を導いていたとしても、彼自身が納得できなければ信じないんでしょうね。独善的ってやつだ。。だから、オレンジくんが毒ガスボールだと思っていたタンクを目の前にしたとき、敢えて毒ガスではないことを主張しようとしたんだろうね。それが彼の正義。たとえ自分が不利な状況に陥るとしても、彼は誰しもが共有する「同一の真実・絶対正義」なるものを信じているからこそ、過程も含めてプライドをかけた行動に出るのかな?でも、そんな共有される正義なんてナンセンスだし、単なる自己満足にしかならないでしょ。最後には「裏切りのスザク」だなんて蔑まれるあたりが、如実に彼の「正義」のありようを示していますよねww
 なんていうか、スザクには「熱血」とか「正義」とか「味方」とか、いくらか前のヒーローアニメで主人公として取り立てられていたキャラクターたちを連想させます。それを作中でコテンパンに打ちのめしちゃうあたりが爽快ですよねwww新しいダークヒーローとしてのルルーシュと対比させるにはもってこいのキャラクターだったんだろうなぁ。確かにスザクは自身の信じる正義を行動の原理としているんだろうけど、それが他者からしたら悪にもなりうるんだってことを作中で示したんだと思う。



「キューエル卿!私の命令に従えないのか。これ以上の行為は処罰の対象となる。いいなっ、全部隊に徹底させろ、全力を挙げてやつらを見逃すんだ!!」

 これって、コードギアス全体を通しても10本の指に入るぐらいの名言ですよねwwこのセリフがあったればこそ、ジェレミア卿はオレンジくんという愛称を以て呼ばれる憎めないキャラクターに仕上がったと見てもいいんじゃない?でも、最初からこんなキャラクターにしようと思ってたのかな??どうも偶然にもヒットしちゃったような感じのあるオレンジくん。。これからの活躍に期待ですw
 次回はやっとC.C.の登場!!ん?緑髪だからと言って、アンバーじゃないからね??ww

テーマ:コードギアス 反逆のルルーシュ - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2009/08/28(金) 02:31:00|
  2. コードギアス 反逆のルルーシュ
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